看護部

看護部長より皆様へ

一緒に〝観〟を育みましょう


 ◆看護部長◆

  橋本 壽美恵

  (認定看護管理者・医療安全学修士・終末期ケア専門士)

令和7年8月に着任しました。

あいの病院看護部では、医療倫理・看護倫理に則った看護・介護を行っております。患者様やそのご家族が望む医療・望まない医療、意思表示ができない患者様の意思の推定など、患者様やご家族の価値観にかかわる選択を何度も傾聴しながら医療・看護・介護を提供させていただきます。そして、ユマニチュードの「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱を実践しながら、「その人らしさを大切にする、精一杯のお手伝い」を胸にこれからも地域の皆様に信頼される病院であり続けられるよう、スタッフ一同努めてまいります。

また、「人間観」「医療観・看護観」「疾病観」「死生観」「患者観」を大切にされる方の入職を心よりお待ちしております。一緒に“観”をはぐくんでいきましょう。


※認定看護管理者とは・・・
 日本看護協会認定看護管理者認定審査に合格し、管理者として優れた資質を持ち、創造的に組織を
 発展させることができる能力を有すると認められた者をいいます。
  日本看護協会ホームページより引用(https://www.nurse.or.jp/nursing/qualification/vision/cna.html



各病棟師長より

職員みんなで、協力しあっています


 ◆東病棟師長◆

  田中 由美

  

東病棟師長の田中です。

病棟には、認知症の患者様が多くいらっしゃいます。患者様は、意思疎通できる方もいらっしゃれば、できない方もいらっしゃいます。このため、場面によっては、看護・介護が難しいこともあります。

しかし、難しい場面であっても、私たちは、患者様がその方らしく、穏やかにすごして頂けるように、カンファレンスや勉強会を定期的に行い、対応できるように努めています。

患者様の大多数が、人生の大先輩です。患者様との関りの中で学びとなることが多々あります。そのような方々へ、私たちの看護・介護で、症状が落ち着かれたり、患者様ご自身から「ありがとう」と言われた時の喜びは最高です。

正直、辛い時もあります。しかし、様々な年齢のスタッフが毎日笑顔で患者様の看護や介護を頑張っています。また、新人さんからベテランスタッフまで、お互い刺激しあって助け合う、とても働きやすい病棟です。


穏やかな空気の病棟です


 ◆西病棟師長◆

  小倉 真紀

  (認定看護管理者教育課程ファーストレベル修了)

西病棟の師長、小倉です。

西病棟には、認知症の周辺症状(BPSD)への対応で、周囲の方がお困りになられて入院となった方が多くいらっしゃいます。周辺症状は、関わる方々にとって辛く、しんどいことが多いですが、ご本人自身にとってもしんどいものとなります。周辺症状の軽減を図るために、病棟では、患者様がストレスを感じることのないように、看護師やナースエイド、病棟アシスタントをはじめ、作業療法士など多職種で「寄り添う」かかわりに努めています。

病棟職員は、20代から70代と、とても幅広く、世代に関係なく協力しあいながら、日々、頑張っています。穏やかな職員が多いせいか、病棟の空気も穏やかで、「ここは病院なのか?」と思うこともあります。患者様とのお話しの中では、人生の先輩として学びや気づきになることも多く、看護師やナースエイド、病棟アシスタントとして以前に、人として成長できる環境だと思います。

患者様への安心を毎日お届けすることで、ご家族の方にも安心いただけるように、そして、その安心を作ることが職員のやりがいになるような日々となるように努めています。


心身の安定を第一に考えた看護を実践しています


 ◆南病棟師長◆

  黒川 博史

  (岡山大学医学部保健学科卒、岡山大学大学院保健学研究科修了)

南病棟で師長をしています黒川です。

南病棟は、東病棟・西病棟にご入院されていた方で、嚥下機能の低下により食事の経口摂取が困難となり点滴による栄養管理が必要になった方や、肺炎や尿路感染にて身体的に状態が悪くなった方の医療ケアを中心に対応している病棟です。

以上のお話しだけでいきますと、療養型の病床かと思われますが、南病棟も精神科病床です。身体面の対応をさせていただきつつ、精神科面での対応も必要となります。認知症を有する方は、常に不安に思われていることも多いため、患者様が安心して治療に専念できるように、日々の声掛けや生活支援を丁寧に行い、心身の安定を第一に考えた看護・介護を実践しています。今後も医師と看護師、ナースエイド、病棟アシスタントがチーム一丸となり、より良い医療と寄り添うケアを目指していきます。


あいの病院で働きませんか?

あいの病院は、認知症による周辺症状(不眠・徘徊・せん妄など)のため、ご自宅での生活や施設での対応難しくなられた方が入院されています。医師・看護師・准看護師・看護補助・作業療法士・言語聴覚士・精神保健福祉士・薬剤師・放射線技師・管理栄養士・臨床検査技師、必要に応じて外部の歯科医院から来て頂いている歯科衛生士など、多職種が一丸となりサポートさせていただいております。

また、「楽しく・穏やかに・せかせかしない」をモットーに、作業療法士が週4日、精神科作業療法を行っております。患者様の機能維持を図ることが目標ですが、患者様の刺激になるように、「ゲームで考える時間をつくる」「思い出す時間を作る」「カラオケでストレスを発散していただく」など、にぎやかに取り組んでいます。

しかし、認知症により、意思表示しづらい患者様が多くいらっしゃることも事実。このため、皆様のお気持ちを理解できるように、五感をフルに使い、患者様の変化に敏感に対応させていただいております。
このように、「患者様第一」で、患者様の安心・安全を常に確保できるように努めていますが、その「努め」を果たすためには、職員の「安心・安全」も大切です。



◆ ワークライフバランスを考えて取り組んでいます

仕事と家庭の両立ができるよう細やかに配慮します。
また、子育て世代や、身内を看護・介護している職員もいます。このため、子供の発熱など急な休みにも「お互い様」の気持ちで理解がある職場です。

※当院は院内保育所(対応時間は日勤帯のみ)もあります。


◆ 学ぶ時間も重要視しています

病棟内での勉強会や医療安全・感染対策だけでなく教育委員会をはじめとする各種委員会による研修会と年度末には看護研究発表会を実施しています。また、兵庫県看護協会主催の研修会への参加など、外部の研修会に積極的に参加いただき、院内へ、常に新しい風を職員みんなで吹かせていけるように努めています。



職員の声

     安心して仕事ができます

職場の雰囲気もよく、働きやすい環境だと思います。

私には、子どもがいますが、院内保育所があるので、子どもと一緒に職場にきて、預けることができるので、安心して仕事ができます。

保育所に子どもが馴染むか不安でしたが、今は、子どもも先生のことが大好きで、毎日、保育所に行くのを楽しみにしています。

〈ナースエイド[看護補助職]〉


お問い合わせ

当院にご興味ございましたら、お問い合わせでも大丈夫です。平たくご連絡ください。

また、ぜひ、採用情報のページもご覧ください。

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