あいの病院のお知らせ
- あいの病院すべての投稿
- ひまわり通信

世間は、DXとか、クラウド化とか…横文字に溢れていますが、病棟では、まだまだ〝紙とペン、時々、赤鉛筆や青鉛筆〟が、絶賛、大活躍中
〝デジタル〟とは程遠い中、カルテの記録は、患者様を見守りなが行っています
記録に勤しみつつ、意識は周囲の患者様に向いています
〝記録〟と〝見守り〟・・・やはり気は張りつめます
そんな中、聞こえてくるのは、患者様の声と、リハビリ職員さんの声…
「まずは10秒間、頑張ってみましょう」
お身体の機能回復が目的ではないですが、リハビリ職員さんは、今あるお身体の機能を維持するためのリハビリを行ってくださったりしています
患者様もやる気満々なので、リハビリ職員さんの声に合わせて、頑張っていらっしゃいます


「あらら…」と患者様の声
どうされたのかと思いきや、花びらの形に切った画用紙を入れた容器をひっくり返されたようです…
散らばった画用紙を、落ち着いて集めていらっしゃいます
それにしましても…ハート型に、きれいに画用紙を切り抜かれています!手先が器用です!


他の場所から、患者様の声が…「看護師さーん」
伺ってみると、塗り絵で使われている色鉛筆の芯が、だいぶん、丸くなっているため、削ってほしいとのこと。
病棟内なので、安全のために、あまり、芯先を尖らせるわけにはいきませんが、「どの色を削りましょうか?」と患者様にお尋ねしながら対応します

患者様のご様子によっては、真横で見守りを行いながら、記録をすることも…
「(この絵は)この色でええかな?」と患者様からの質問
「いい色ですね」と、質問に答えながら、記録を進めます
看護師が記録を行っている間、お手洗いに行かれる患者様で、お手伝いが必要な場合は、看護補助職員が対応!
病棟内で連携プレーです
それにしましても…実は病棟の廊下、長いんです
写真では、奥の方に吸い込まれちゃいそうな感じです
職員にとっても、患者様にとりましても、ひと運動
でも、夜間の睡眠をしっかりとっていただくためにも、患者様に適度な疲労感を有していただくことも大切です。

以上、なにげない、東病棟の、とある日の、とある時間の出来事でした✨
[看護部 東病棟]